杖をついたおばさん

妊娠4ヶ月の私。

 

今も仕事をしていて、毎日電車通勤している。

 

つわりもあり、辛いため今までより1時間早く家を出て座れる電車に乗っている。

 

帰りは、帰宅ラッシュにかかるので座れないことも多いがたまに見つけて座らせてもらっていた。

 

 

 

マタニティマーク。これは、妊娠していることをアピールする印というものではなく、何があった時のためのものだと私は思っているので、普段はカバンの中に隠している。

 

 

 

ある日の仕事帰り、その日はどうも腰が痛くて電車で座りたかった。ちょうど優先席が空いていたので、マタニティマークをカバンから出して座ることにした。

 

 

 

すると少し経ってから、目の前に立っていた杖をついたおばさんが私の足をつんつんと突っついてきた。はじめは電車に揺られてのことだと思っていたが、何度も何度も突っつかれたので、これは代われということかなと思い顔を見上げると、

 

『あんた、若いんだからどきなさいよ。私杖をついてるでしょ。』

 

と言われた。

 

 

 

正直、私も腰が辛くてマタニティマークもつけていたのでわかってもらいたかったが、無駄な争いはしたくなかったので、黙って席をたった。

 

すると、そのおばさんはチッと舌打ちをして、

 

『はぁーー、ほんと今の若い子は。』

 

と言っていた。

 

 

 

もっとマタニティマークの認知が広まって、妊婦に優しい社会になることを祈ります。